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共同通信
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【北京、ワシントン共同】中国の魏鳳和国務委員兼国防相と米国のオースティン国防長官が20日、電話会談した。2月下旬に始まったロシアによるウクライナ侵攻などを巡って協議した。オースティン氏が国防長官に就任後、米中の国防トップが会談するのは初めて。
米欧はウクライナへの攻撃を続けるロシアに圧力を強めるが、中国はロシアとの連携を維持する方針。国防総省によると、両氏はウクライナ侵攻以外に、米中の防衛関係や地域の安全保障問題についても協議した。
米側はこれまで中国軍の制服組トップとの会談を求めてきたが、米中の考えに隔たりがあり実現していない。