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共同通信
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【リビウ共同】ロシア軍はウクライナ南東部の要衝マリウポリの製鉄所に立てこもるウクライナの部隊に対し、20日午後2時(日本時間同8時)からの投降を要求、圧力を強めた。製鉄所の地下などには民間人が多数いるとされ、ウクライナ側は「状況は深刻だ」と危機感を表明。ロシア側が地下施設への直接攻撃が可能な特殊貫通弾を使用したと述べ、非難した。
ロシア側はこれまでも降伏を要求してきたが、ウクライナ側は拒否し、頑強に抵抗してきた。だが製鉄所内に残るウクライナ軍の部隊司令官は20日の声明で「製鉄所には500人以上の負傷者と数百人の民間人がいる。る」と訴え、救助を求めた。