不時着小型機、海底で確認

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共同通信

 佐賀県沖の有明海に3人が乗った小型機が不時着し、2人が死亡した事故で、第7管区海上保安本部(北九州)は20日、福岡県大牟田市の三池港から西に約10キロの海底に沈んでいた機体を確認した。大きな損傷は見られず、機体を引き揚げるかどうか検討している。運輸安全委員会の航空事故調査官は、小型機が離陸した熊本県阿蘇市で聞き取り調査をした。

 鹿児島県に拠点を置く航空会社日本エアコミューター(JAC)によると、死亡した宮崎県都城市の本村栄一さん(80)は同社の元パイロットで、2006年に国産旅客機YS11のラストフライトの機長を務めた。