Published by
共同通信
共同通信
防衛省統合幕僚監部は20日、ロシア海軍の駆逐艦やロシアの政府系天然ガス企業「ガスプロム」と関連のあるパイプ敷設船など計6隻が対馬海峡を抜け、東シナ海から日本海へ北上したのを確認したと発表した。
また中国海軍の情報収集艦1隻が20日、鹿児島県の奄美大島付近の海域を通過し、東シナ海から太平洋に移動したのも確認した。
防衛省は、中ロ両国の活動がそれぞれ日本周辺で活発になっているとみて警戒。ロシアの民間船はロシアとドイツを結ぶガスパイプラインの工事に携わった船舶とみられ、海軍艦艇は護衛に当たっていた可能性があるという。