中国習主席、対ロ制裁に反対

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共同通信

 【北京共同】中国の習近平国家主席は21日、海南省で開かれている経済会合「博鰲アジアフォーラム」年次総会の式典でオンライン演説し、ウクライナ危機での米欧の対ロシア制裁を念頭に「一方的な制裁の乱用に反対する」と強調した。国家間の争いは対話による平和的解決が求められると述べた。

 博鰲フォーラムは中国が主催し、アジアを中心に各国の政治家や経営者が集まって経済問題を議論する。中国が自国の経済政策をアピールする舞台にもなっている。

 2020年は新型コロナウイルス流行の影響で中止し、21年から再開した。今年は20日に始まった。