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共同通信
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大徳寺(京都市北区)に現役最古とみられる約390年前の畳がある。畳に「寛永十三年」との墨書があることは知られていたが、昨年秋に日付が新たに判読され、設置時期の絞り込みにつながった。建物の修復を担う京都府の担当者は「当時の技術を現代に伝える畳。日付が特定できたことは興味深い」と話している。
寺によると、判読された日付は「寛永十三年結夏日」。僧侶が夏、屋内にこもって行う修行「夏安居」の初日を意味し、江戸時代の1636年4月15日に当たる。府によると、寛永十三年の墨書は知られていたが、日付までは分からなかった。寺は、畳が設置された日付の可能性が高いと説明する。