12道県でコロナ感染増加

Published by
共同通信

 厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は20日、全国の直近1週間の感染者数は前週と比べて0.91倍だったとする分析結果をまとめた。まん延防止等重点措置が全面解除されてから22日で1カ月。感染者数は4週間ぶりに減少したが、地域別に見ると、鳥取で1.34倍、佐賀で1.17倍となるなど地方を中心に12道県では増加した。

 大型連休で人の接触が増えれば、感染拡大につながりかねないことから専門家組織の脇田隆字座長は記者会見で「(連休中は)混雑した場所を避けて飲食は少人数とするなど、リスクの高い場面を避けることが重要だ」と述べた。