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市内の道路清掃に1100万ドル投入へ
アダムズ氏、気候変動に「NYが模範を示す」

ニューヨーク市のアダムズ市長、市衛生局(DSNY)のジェシカ・S・ティッシュ長官は18日、新たに1100万ドルの予算を投じて、市内の道路清掃に一段と取り組む考えを明らかにした。気候変動を引き起こす二酸化炭素の排出量削減に向け、自動車の利用を減らすため、自転車専用レーンに小型道路清掃機を投入し、市民が自転車を使いやすくすることなどが柱だ。
アダムズ氏は「もはや、街の清掃や気候変動への対策を口にするだけではなく、これらの取り組みに実際に資金を投入し、ニューヨークが模範を示す意向だ」と強調。「私たちの街がこれまで以上に力強く復活できるよう、清掃と移動手段の拡充に1100万ドルをかける」と述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、停止していた「Alternate Side Parking」(ASP)について、市は7月から完全に復活させる。路上駐車ができない曜日と時間を標識で案内し、道路清掃を可能とすることで、縁石にたまっているゴミを回収し、街の清潔さを取り戻す方針だ。
マンハッタン区長のマーク・レヴィーン氏は「今回の取り組みは、自家用車の利用を控え、自転車やバス、電車での通勤を市民に奨励している中、より弾力的で持続可能な街にするための重要な一歩だ」と話した。
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