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共同通信
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【パリ共同】元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告は22日、フランス捜査当局が自動車大手ルノーの会社資金の不正使用疑惑を巡り国際逮捕状を発付したことについて「判決が出たわけではなく、推定無罪が適用される」と述べ、自身が無実だと改めて主張した。逃亡先のレバノンからフランスのニュース専門テレビBFMのインタビューに応じた。
フランスのメディアによると、ルノーと日産の企業連合統括会社と中東オマーンの自動車販売代理店「SBA」の間で行われた計約1500万ユーロ(約21億円)の金銭授受を巡り、会社資産の乱用やマネーロンダリング(資金洗浄)などの疑いが持たれている。