米、キューバ高官が会談

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共同通信

 【ワシントン共同】米国務省とキューバ外務省の高官が米首都ワシントンで21日に会談し、移民問題について協議した。国務省が発表した。両政府高官が移民問題を議論するのは2018年以来で、21年1月のバイデン政権発足後、最も高いレベルの会談となった。

 米南部の国境に流入するキューバなどからの移民問題はバイデン政権の最重要課題の一つで、移民抑制への対応をキューバ側に求めたとみられる。ただ、両国は人権問題を巡り対立が続いており、一致点が見いだせたかどうかは不透明だ。

 国務省によると、米側はメンドララ国務副次官補、キューバ側は外務省のフェルナンデス事務次官が参加した。