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共同通信
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【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシアのウクライナ侵攻から24日で2カ月。ロシア軍はウクライナ側の反撃で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗し、東部へ集中する作戦に転換を迫られた。各地で民間人の犠牲が次々と判明し、ゼレンスキー大統領や日米欧は「戦争犯罪」と非難。民間人犠牲者は2万4千人を超えたと推定され、人道危機が一層深刻化した。米欧は武器供与を加速し、ウクライナ側は徹底抗戦の構えを継続。戦闘長期化に懸念が強まっている。
2月24日の侵攻開始後、ロシア軍は隣国ベラルーシからキーウに主力を南下させ、実効支配するクリミア半島からも侵入。東部でも支配地拡大を図った。