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共同通信
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【リビウ共同】ウクライナは24日、キリスト教東方正教会の復活祭(イースター)を迎えた。西部リビウの教会には朝から住民が集まり、祈りをささげた。キリストの復活を祝う日だが、ロシアの侵攻を受け、平和を願う声が相次いだ。家族がばらばらになっているという避難民もいた。
リビウ中心部のウクライナ正教の教会では復活祭の儀式が行われた。聖職者たちは住民や、かごに入った伝統のパン「パスカ」に聖水をかけた。住民はパスカを復活祭の朝食にするという。
司祭は「ロシアは、復活祭の今日、新しい夜明けがもたらす喜びまで奪うことはできない」と呼びかけた。