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共同通信
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フランスのマクロン大統領が再選を決めた大統領選について、ロシア上院国際問題委員会のジャバロフ第1副委員長は24日、敗れた極右政党のルペン氏の結果は「一定の成功」を示したとし、相当数のフランス国民が欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)に不満を抱いているとの見解を述べた。ロシア通信が伝えた。
下院国際問題委員会のチェパ第1副委員長は、マクロン氏は欧州の主要な指導者となる「野望が他の誰よりも強い」と指摘した。
マクロン氏はウクライナを巡り、プーチン大統領と粘り強く対話を続けたが、2月の電話会談後にロシアは侵攻を開始し、影響力の限界とも指摘された。