米長官「ロシアの弱体化望む」

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共同通信

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は25日、ロシアがウクライナに敗北することで「弱体化」し、近隣諸国への侵攻を繰り返さないことを望むと強調した。26日に同盟国などと協議し、ウクライナの防衛力増強に向けて連携を強化する方針を示した。ウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問後、ポーランドで記者団に語った。

 同席したブリンケン米国務長官もウクライナを服従させるというロシアの目的は「失敗した」と断言。侵攻が2カ月を超える中、ロシアに対する米国の姿勢は一段と厳しさを増した。