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共同通信
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厚生労働省が26日発表した2021年度平均の有効求人倍率は、前年度比0.06ポイント上昇の1.16倍で、3年ぶりに改善した。ワクチン接種などの新型コロナウイルス対策が進み、社会経済活動が一定程度、再開し始めたためとみられる。コロナ禍の影響を本格的に受ける前の19年度(1.55倍)よりも依然大きく落ち込んでおり、回復への道のりは遠そうだ。
総務省によると、21年度平均の完全失業率は前年度比0.1ポイント低下の2.8%と、2年ぶりに改善。19年度は2.3%だった。21年度平均で見ると、完全失業者数は前年度比8万人減の191万人だった。
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