国連関与し市民退避で合意

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共同通信
黒煙が上がるウクライナ・マリウポリのアゾフスターリ製鉄所=25日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】国連は26日、グテレス事務総長とロシアのプーチン大統領の会談で、ロシア軍が「制圧」を宣言したウクライナ南東部マリウポリの製鉄所内にとどまる多数の市民の退避について、国連と赤十字国際委員会(ICRC)が関与することで原則合意したとする声明を発表した。

 製鉄所には約千人の民間人がとどまっているとされ、人道的対応が急務となっている。ロシア国防省と国連人道問題調整室(OCHA)の間で具体的な措置の詳細を詰める方針。マリウポリからの「人道回廊」による市民退避はこれまで成功しておらず、実現できるかが課題となる。