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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツのショルツ首相が27日、就任後初となる日本訪問のためドイツを出発、28~29日に日本に滞在し、岸田文雄首相と会談する。緊迫するウクライナ情勢や、覇権主義的な動きを強める中国をにらんだインド太平洋地域での連携強化を協議するとみられる。28日には東京のドイツ経済団体の会合で演説するという。
ショルツ首相にとって日本がアジア初の訪問国になるという。メルケル前首相は中国と経済面で深い関係を築いたが、ショルツ政権は対日関係重視を公約で表明。中国に厳格な外交姿勢を示し、日本などアジア太平洋地域の「同じ価値観」を持つ国々との連携を打ち出している。