維新、国民との合意文書白紙も

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共同通信

 日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は27日、国民民主党と参院選での相互推薦のために交わした合意文書を巡り、文言調整のための再協議が長期化した場合は合意を白紙に戻すよう維新執行部に指示する考えを示した。「長引くなら、こちらから白紙に戻せと伝えようと思う」と市役所で記者団に語った。

 国民は同日、臨時役員会を国会内で開催。合意文書について話し合ったとみられる。国民幹部は、5月2日に予定される両院議員総会で党としての対応を決める意向を記者団に明らかにした。

 文書には静岡、京都両選挙区での相互推薦に加え、両党が「政権交代を実現し日本再生に尽力する」との表記がある。