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共同通信
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岸田文雄首相は28日、ドイツのショルツ首相と官邸で会談した。ウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応を巡り、緊密な連携を確認。中国が海洋進出を強める東アジアでも、国際秩序を維持するための協力を申し合わせる見通しだ。ドイツが議長国を務める6月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、G7の結束した対応でも一致するとみられる。対面での会談は初めて。
両首脳は終了後、共同記者会見に臨む。日本は欧州各国と足並みをそろえる形でロシアに厳しい制裁を科し、エネルギーのロシア依存低減に向けた取り組みも進める。岸田首相は今月8日、ロシア産石炭の輸入を禁止すると表明した。