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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省が28日発表した2022年1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比1.4%減となった。マイナス成長は新型コロナウイルスの流行で31.2%減となった20年4~6月期以来、7四半期ぶり。今回は輸出が5.9%減に落ち込んだ影響が大きく、新型コロナの世界的な再流行やロシア軍のウクライナ侵攻の影響で貿易赤字が膨らんだ。
6.9%増の高成長だった21年10~12月期から大幅に悪化した。金融市場の事前予測は1.1%増だった。
GDPの約7割を占める個人消費は2.7%増。設備投資も9.2%増だった。