国連、市民退避へ調整継続

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共同通信

 【ニューヨーク共同】国連のハク事務総長副報道官は29日の記者会見で、ウクライナ南東部マリウポリの製鉄所内にとどまる多数の市民の退避について、国連がロシア、ウクライナ両政府と「ハイレベルでの調整を続けている」と明らかにした。「状況は複雑で流動的だ」とも述べ、詳細な説明は避けた。

 グテレス事務総長の訪問中にウクライナ首都キーウ(キエフ)がミサイル攻撃を受け、同国のゼレンスキー大統領が国連に対する「侮辱」だと述べたことを巡っては「グテレス氏は攻撃が自分に関係するものだとは考えていない」とした。