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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は5月3、4両日に金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。ロシアのウクライナ侵攻を受けて米国内の物価高騰はさらに加速しており、インフレ抑制に向けてパウエル議長は22年ぶりとなる一度に0.5%の大幅な政策金利の引き上げや、保有資産の縮小に踏み切る姿勢を示している。
FRBは前回3月のFOMCで事実上のゼロ金利政策を解除し、0.25%の利上げを決めた。だが3月の消費者物価指数は前年同月比8.5%上昇し、40年3カ月ぶりの伸びになった。