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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナの首都キーウのビタリ・クリチコ市長は4月30日、共同通信など一部メディアの取材に応じた。一度は周辺から完全撤退したロシア軍について「キーウを占領する計画がまだあると確信している」と警戒感を示した。避難を続ける市民に「状況はとても厳しい。まだ戻らないでほしい」と訴えた。
キーウでは28日、国連事務総長が訪問中、住宅街にミサイルが着弾し1人が死亡した。ロシア軍が4月上旬までに周辺から撤退して以降、市民が避難先から戻る動きが加速したが再び緊張が高まっている。
クリチコ氏はプーチン大統領の狙いは「ロシア中心の帝国を築くこと」だと指摘した。