岩国基地騒音、2次提訴へ

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共同通信

 米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地(山口県岩国市)の騒音被害に対する集団訴訟の弁護団らが2日、同市で記者会見し、「第2次訴訟」の原告団を募集すると発表した。国への賠償命令が確定した「第1次訴訟」で認められなかった米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めや、将来分の健康被害などを改めて主張する方針。

 準備が整い次第、山口地裁岩国支部に提訴する。会見で、基地周辺住民で1次訴訟原告団の一員だった三木健二さん(81)は改めて2次訴訟に参加する意向を示し「このままでは泣き寝入りになる。なんとしても爆音を止めたい」と訴えた。