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共同通信
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【ワシントン共同】「道徳心があれば、誰も正当化できない」。米国防総省のカービー報道官が29日の記者会見で、感情的になって言葉を詰まらせながら、ウクライナに侵攻するロシア軍の非人道的な行動を非難する場面があった。「成熟した指導者がやることとは思えない」として、プーチン大統領の責任を追及した。
カービー氏は1986年に海軍に入り、28年以上、制服組として勤務した経験がある。「長い間、軍隊にいて帰還できなかった友人もいた。つらいことだ」と会見で感情的になった背景に触れた上で、個人的な見解を持ち込んだと謝罪した。