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コロナ感染警戒「中レベル」に
マスク・ワクチン義務再導入は「時期尚早」


ニューヨーク市は2日、コロナ感染警戒レベルを中程度のイエローに引き上げた。感染者の増加傾向が鮮明になっているのを受けたもの。同日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
このところ市内での新規感染者は1日約2500人。3月初めには600人に過ぎなかった。増加傾向は、感染力の高いオミクロン株の派生型「BA.2」の蔓延が起因している。家庭用検査キットを使う市民もおり、実際の新規感染者はさらに上回ると考えられている。ただし、新規入院患者は1日50人程、死者も4、5人で、今年1月の入院患者1000人、死者数120人と比較すると低水準となっている。このことからアダムズ市長は「データを継続して見守る」とし「マスク着用やワクチン接種の義務を再導入するには時期尚早」と発言した。
3月、タイムズスクエアで「市を再開する時が来た」と宣言したアダムズ知事。マスクやワクチンを再び義務化することには慎重な姿勢を見せている。ただし、プレスクールやデイケアでの義務化は継続させる意向。ホークル知事が公共交通機関内での義務化を続けていることに対しても賛意を表明している。そして、自ら感染した経験に基づき、「感染予防にはワクチンとブースターを受けること。少しでも異変を感じたら検査を受け、陽性だと分かったら自宅待機してほしい」と呼びかけている。
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