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共同通信
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【ワシントン共同】全米不動産業者協会(NAR)が3日発表した2022年1~3月期の都市圏一戸建て中古住宅の販売価格(中央値)は前年同期より15.7%上がって36万8200ドル(約4800万円)となり、比較可能な1989年以降で最高額となった。
住宅ローン金利の上昇傾向を受けて住宅購入希望者が取得を急いだのに対し、中古住宅の供給が不足していたことが価格を押し上げた。
NARのチーフエコノミストのローレンス・ユン氏は、今後について「住宅ローン金利の上昇に伴って住宅購入のハードルが上がり、住宅需要がより後退すると予想している」とコメントした。