ミネタ元米運輸長官死去

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共同通信
2019年7月、米西部ワイオミング州でインタビューに応じるノーマン・ミネタ元米運輸長官=コーディ(共同)

 【ワシントン共同】ノーマン・ミネタ元米運輸長官が3日、心臓病のために東部メリーランド州で死去した。90歳だった。ミネタ氏の元補佐官が明らかにした。日系初の米閣僚としてクリントン政権下の2000~01年に商務長官、ブッシュ(子)政権下の01~06年に運輸長官を務めた。

 第2次大戦中に「敵性外国人」として両親と共に西部ワイオミング州の強制収容所に連行された。1975年からの約20年の民主党下院議員時代、強制収容された日系人に対する謝罪と補償を米政府に求め続け、88年の「市民の自由法(強制収容補償法)」の成立に尽力した。