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共同通信
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【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は4日声明を発表し、グロッシ事務局長がトルコのイスタンブールでロシア高官らと会談したと明らかにした。グロッシ氏は、ロシアが侵攻したウクライナにある原発の安全確保の緊急性を強調、IAEAが協力する用意があると訴えた。
グロッシ氏は4月下旬の記者会見で、ウクライナ南部ザポロジエ原発について依然ロシアの管理下にあるとして懸念を表明。安全確保を目指してウクライナ、ロシア双方と協議しており、ロシアの担当者と会う考えを示していた。