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共同通信
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【ハバナ共同】キューバ首都ハバナ中心部の「サラトガ・ホテル」で6日、大きな爆発が起き、8人が死亡し約30人が負傷した。行方不明者も13人いる。現地メディアが報じた。ディアスカネル大統領は「事故」だと述べた。大統領府は初期調査の結果、ガス漏れが原因との見方を示した。ホテルは改修中で宿泊客はいなかったが従業員らが被害に遭った。
ディアスカネル氏は事故現場を訪れ「爆弾でもテロでもなく残念な事故だ」と話した。在キューバ日本大使館によると邦人の被害が出たとの情報はない。
サラトガ・ホテルは五つ星ホテルで、下層階部分が大きく損傷、上層階にも被害が出た。がれきの下敷きになっている人がいると見られ、救出作業が続いている。当時、液化ガスをタンク車からホテルに移す作業をしていた。隣接する学校の子ども達は避難した。
現場は観光客の多い旧市街。