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共同通信
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【パリ共同】4月のフランス大統領選で再選されたマクロン大統領の2期目の就任式が7日、パリのエリゼ宮(大統領府)で行われた。大統領選では現職に対する不満の広がりが示されたが、刷新を担うはずの新内閣はまだ発足していない。停滞感が漂う中、控えめな船出となる。
マクロン氏は演説で「フランス国民は任期延長ではなく、新たな大統領に新たな任務を託した」と自身の政治を変化させる必要性を強調。ロシアによるウクライナ侵攻に触れ「欧州の新たな平和を構築する」と訴えた。
2期目は公式には14日から始まるが、9日にはドイツを訪れてショルツ首相と会談、2期目の外交を事実上開始する。