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共同通信
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日本相撲協会は大相撲夏場所初日の8日、須山穂嵩(24)=埼玉県出身、木瀬部屋=の新弟子検査合格を発表し、東京大から初の力士誕生が正式に決まった。3日目(10日)から始まる新弟子たちによる前相撲で初土俵を踏む予定。4月15日の体格検査は180センチ、104キロでパスし、内臓検査の結果を待っていた。
埼玉・市立浦和高出身の須山は文学部哲学科の4年生。東京大相撲部では目立った実績を残せなかったが、9月に新弟子検査受検の年齢制限を超える25歳となるのを前に角界入りを決断した。国立大出身の力士は埼玉大出で三段目の庄司(武蔵川部屋)ら過去に4人いる。