Published by
共同通信
共同通信
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、第1管区海上保安本部(小樽)などは7日も、船舶8隻と航空機8機を出して、不明者12人の捜索を続けた。現場海域は強風などの悪天候で、水中カメラによる海中の捜索は午前のみとなった。
海底に沈んだ船内の捜索準備のため、水中カメラを搭載した専門業者の作業船「新日丸」が7日午後に網走港に入港。強風の中、キャリーバッグや段ボール箱を持った関係者ら数人が船に乗り込み、その後、現場海域に向かった。
7日午前には海上自衛隊が水中カメラで海中を捜索したが、午後に予定されていた海上保安庁の水中カメラの投入は荒天で中止になった。