遊覧船社長、乗客家族に補償説明

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共同通信

 北海道・知床沖の観光船沈没事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)が7日、乗客家族への補償に関する説明会を初めて開いた。桂田社長は冒頭、「このたびは申し訳ありませんでした」と頭を下げ、その後は主に弁護士に任せたという。

 同席した国土交通省担当者によると、斜里町の会場では家族ら計25人が参加し、現地にいない家族のため、オンラインでもつないだ。弁護士2人が、同社が加入していたのは1人上限1億円の「船客傷害賠償責任保険」だったと明らかにし、現地で帰りを待つ家族の滞在費や、亡くなった場合の葬儀費への対応についても説明した。