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共同通信
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【香港共同】香港政府トップを決める行政長官選挙は8日、唯一の候補者、李家超前政務官(64)に対する信任投票が行われ、李氏が選挙委員(定数1500)の過半数の支持を得て当選した。李氏は警察出身で民主派への強硬姿勢で知られる。警察出身者の就任は初。7月1日に5人目の行政長官に就任する。任期は5年。
中国の習近平指導部が求める「愛国者による香港統治」を目的に、香港の選挙制度は2021年5月に変更された。新制度に基づく香港の選挙は今回で全てが行われたことになり、香港の政治体制改造は完了した。