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共同通信
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【ベルリン共同】フランスのマクロン大統領は9日、同国東部ストラスブールの欧州連合(EU)欧州議会で演説し、ロシアの侵攻を受けたウクライナなどがEU加盟達成前に欧州諸国と協力を深められるよう、EUより幅広い新たな「欧州政治共同体」の創設を提案した。
EUへの早期加盟を目指すウクライナについて、マクロン氏は「その闘いと勇気で既に心では欧州の一員だ」と述べた。一方、加盟実現はEUがこれまでの厳しい加盟条件を緩めない限り「複数年、おそらく数十年かかるとみられるのが真実だ」と指摘した。