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防犯グッズを無料配布
アジア系への暴力増加に対応

全米でパンデミック以来、アジア系に対する暴力が急増していることを受け、ニューヨーク市在住のアジア系女性が、護身用防犯グッズをアジア系コミュニティに無料で配布している。CNNが5日、報じた。
中国・ベトナム系米国人の医学生、ミシェル・トランさんは、市とサンフランシスコで、アジア・太平洋諸島系米国人(AAPI)のコミュニティを支援し保護するための非営利団体「ソア・オーバー・ヘイト(Soar Over Hate)」を共同設立。多くの人が防犯グッズの入手方法を知らない、または防犯ブザーを購入するお金がないということに気付いた。同団体は2021年3月以降、2万5000個以上の防犯グッズを配布した。
配布にあたっては、エッセンシャルワーカーや高齢者、女性、低所得のアジア系米国人など、最も弱い立場にある人々を優先している。配布イベントでは、防犯グッズを受け取るために、何百人ものAAPIコミュニティの人々が列に並ぶという。チャイナタウンにある「ユー・アンド・ミー・ブックス」で最近行われたイベントでは、約千人の女性が寒い中、1時間以上並んでいた。同団体はまた、アジア人女性やトランスジェンダーのための護身術のクラスも開催している。
2021年上半期、ニューヨーク市で報告されたアジア人に対するヘイトクライムの件数は、前年比395%増となっていた。
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