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共同通信
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【ワシントン共同】サキ米大統領報道官は9日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領による対ドイツ戦勝記念日の演説について、ウクライナ侵攻の正当化が目的で「偽情報を使った歴史修正主義だ」と批判した。「プーチン氏の指示で始まった戦争を米欧によって引き起こされたと主張するのは明確な誤りでばかげている」と指摘し、責任転嫁を糾弾した。
同時に「ナチス・ドイツに対する勝利を祝う日であるはずなのに、プーチン氏は破滅的な人命損失をもたらしている不当な戦争を正当化するために歴史を変えようと試みている」と強調した。