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共同通信
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【ソウル共同】韓国の統一相候補、権寧世氏は12日、国会の人事聴聞会で、新型コロナ感染者が出た北朝鮮に対するワクチン提供など人道支援の意思を質問され「協力の方策を積極的に検討する」と述べた。
米国や日本は北朝鮮が月内にも核実験準備を完了する可能性があると分析。韓国軍関係者は12日、コロナ発生で核実験の動きに影響が出るかどうか「鋭意注視している」と話した。
尹錫悦大統領は10日の就任式で、実質的な非核化を条件として経済支援を表明。権氏は人事聴聞会で「制裁を通じて非核化対話に応じさせた後に、(北朝鮮の)体制の安全や経済支援について話し合いたい」と語った。