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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は12日、ウクライナ情勢を巡る公開会合を開いた。ロシアの侵攻後に深刻化する人道状況や子どもへの影響が焦点で、各国からはウクライナ東部ルガンスク州ビロホリフカの学校空爆など、ロシア軍による民間施設への攻撃を非難する声が相次いだ。
会合を要請したフランスのドリビエール国連大使は「学校への全ての攻撃を非難する」と強調。演説した国連児童基金(ユニセフ)の代表者も、ウクライナの多くの学校が避難場所などとして使用され教育に深刻な影響が出ていると危機感を表明した。ウクライナでは国内避難民も800万人以上に達している。