筋痛性脳脊髄炎、青い光で啓発

Published by
共同通信

 日常生活が送れないほどの倦怠感などが続く原因不明の病気「筋痛性脳脊髄炎」の世界啓発デーに当たる12日、JR岐阜駅や岐阜関ケ原古戦場記念館など岐阜県内各所が青くライトアップされた。この病気を抱えるご当地タレント塚本明里さん(32)が「病気をもっと知ってほしい」と自治体に掛け合って実現した。

 国内に10万人以上の患者がいるとの推計もあるが、専門医が少なく診断のついていない人も多い。塚本さんによると「慢性疲労症候群」とも呼ばれ、怠けていると誤解される患者もいるという。

 塚本さんは高2の時に発症。同じ思いをする人をなくそうと2012年に患者会を設立した。