クロムウェル、スタバで抗議活動
ヴィーガンミルクの追加料金撤廃求め
アカデミー賞のノミネート歴があり、HBOで放送中のテレビドラマ「サクセッション」でユーアン・ロイを演じている、俳優ジェームズ・クロムウェル(82)が10日、ニューヨーク市内のスターバックスのカウンターに自らの手を接着し、ヴィーガンミルクに追加料金を撤廃するよう抗議した。CNNが11日、伝えた。
クロムウェルが長年支援し、名誉理事を務める動物愛護団体「PETA」が企画した抗議活動。団体の投稿動画には「Free the Animals(動物に自由を)」と書かれたTシャツを着て、今すぐヴィーガンミルクの追加料金をやめるよう大声で訴える姿が映されている。警察が到着するまで30分ほど続き、クロムウェルは手に付けた接着剤をナイフで削り取ったという。
スタバは米国内の都市によって、大豆やココナッツ、アーモンドなどを含むミルクに約70セントの追加料金を課している。一方、英国内のスタバでは追加料金を廃止したばかり。スターバックスの広報担当者は「店舗の運営を妨げない限り、お客様が自分の意見を主張する権利を尊重する」との声明を出した。
PETAは以前からこの問題への抗議を続けており、最近はビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーに対し、米国の店舗も英国と同様に追加料金の撤廃を求める、スタバの前CEOに対する公開書簡を書いてもらった。
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