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共同通信
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【キーウ共同】大量の穀物を積んだロシアの商船が地中海沿岸の港で入港を拒否され、シリア北西部ラタキアの港に停泊していることが判明した。米CNNテレビが13日までに、海運関係者やウクライナ当局者の話として報じた。穀物はロシアが侵攻したウクライナから盗んだものという。
CNNによると、約3万トンの穀物を積んだ商船は4月下旬、ウクライナ南部クリミア半島のセバストポリで確認された。エジプト北部アレクサンドリアに向かったが、ウクライナ側が盗んだ穀物を積んでいると伝え、入港を拒まれた。レバノンの首都ベイルートでも同様に入港を拒否され、シリアのラタキアに向かった。