ロシア兵、背後から民間人殺害

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共同通信

 【ワシントン共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外で、ロシア軍兵士が丸腰の民間人2人を殺害した一部始終が、現場の防犯カメラの映像で明らかになった。抵抗の意思がないことを確認後に背後から繰り返し発砲し、略奪や飲酒にも及んでいた。ウクライナ側が戦争犯罪として捜査しているという。

 英BBC放送などが複数の防犯カメラで撮影された映像を入手し、12日報じた。被害者2人は自動車販売店のオーナーと守衛の男性(65)。撮影されたのは3月16日で、ロシア軍がキーウの制圧を図っていた時期と重なる。