沖縄、復帰後も続く基地負担訴え

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共同通信
米軍那覇港湾施設の浦添市への移設に反対し、キャンプ・キンザー(奥)の前をデモ行進する人たち=13日午後、沖縄県浦添市

 沖縄が日本に復帰して50年となるのを前に13日、復帰後も続く基地負担の軽減を訴える集会などが県内各地で開かれた。浦添市では、那覇市からの米軍那覇港湾施設(那覇軍港)移設に反対する人たちがデモ行進。那覇市では14日の平和行進に向けた結団式があった。

 「浦添の海を埋めるな」「沖縄の未来は沖縄人が決める」。雨が降って蒸し暑い中、浦添市役所を出発した約20人は5.5キロほどを歩いた。「軍港反対」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、那覇軍港の移設予定地に隣接する米軍牧港補給地区の前でシュプレヒコールを上げた。