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共同通信
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岸田文雄首相は14日、沖縄の日本復帰50年に合わせ、首相就任後初めて沖縄県を訪れた。太平洋戦争末期に沖縄戦の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園にある国立沖縄戦没者墓苑に献花し、犠牲者らの名前を刻んだ「平和の礎」を視察した。15日まで滞在し、振興の加速や米軍基地の負担軽減の取り組みをアピールしたい考えだ。
2019年の火災で主要な建物が焼失した那覇市の首里城も訪れ、復元に向けた作業の進捗状況を確認する。
1972年の復帰から50年の節目を迎える15日は、宜野湾市で開かれる記念式典に出席する。米軍普天間飛行場(同市)なども視察する。