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共同通信
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【バイセンハウス共同】ドイツ北部バイセンハウスで開かれた先進7カ国(G7)外相会合は13日、インド太平洋地域について協議し、林芳正外相がロシアのウクライナ侵攻を受けた中国の動向に関して議論を主導した。林氏は終了後、覇権主義的な動きを強める中国に対し各国から懸念の表明を含む発言があったと記者団に明らかにした。
林氏は協議で、東・南シナ海で中国が一方的な現状変更の試みを継続、強化しているとして反対する意向を表明。台湾海峡の平和と安定の重要性を訴え、G7の連携した対応を呼びかけた。各国の「関心は高かった」と指摘した。