RELATED POST
「ザ・ベーグルストア」が閉店
ブルックリンで爆発的人気、健康上の懸念を理由

レインボーベーグルで有名なブルックリン区パークスロープのベーグル店「ザ・ベーグルストア」が閉店することになった。オーナーのスコット・ロッシロ氏が今週「健康上の懸念から閉店する」とインスタグラムに投稿した。ゴッサミストが12日、伝えた。
ウイリアムズバーグに2000年にオープンした同店は、数年間で同区内に店舗を増やしていった。ベッドフォード・アベニュー店で15年、オーナーのスコット・ロッシロ氏がレインボーベーグルを世に送り出し、爆発的な人気を博した。色鮮やかなレインボーベーグルの写真がSNSで拡散され、センセーションを引き起こした。
レインボーベーグルを食べようと、店の前にはいつも数百人が列をなし、その熱狂ぶりは、ベッドフォード・アベニュー店が一時的に閉鎖されるほど激しさを増した。2016年、ワシントン・ポスト紙は「ブルックリンで 最も物議を醸したベーグル店」と紹介。他のベーグル店でも、レインボーベーグルの模倣品が作られるようになった。
ロッシロ氏は、自分の作るベーグルを「芸術作品である」と話していた。同店のレインボーベーグルは、一般的なものより甘かったという。19年、未納の税金を巡ってニューヨーク州税務財政局に差し押さえられたが、20年にパークスロープの5番街69番地で再オープンした。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
「1人暮らし」はつらいよ NYの生活費、全米平均の3倍
-
塩、コーヒー、教科書まで軒並み値上がり トレジョの卵は一人1パックまで
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
NYの江戸前すし店「すし匠」の魅力は 「すしで息する」中澤さんのこだわり技
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
マンハッタンの中心地に「独立系レコード屋」 1号店からわずか3分先にオープン