一蘭、公取委に改善計画を提出

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共同通信

 自社商品の家庭向けカップ麺や乾麺を巡り、小売業者に販売価格を強制した疑いで公正取引委員会から調査を受けた豚骨ラーメン店の全国チェーン「一蘭」(福岡市博多区)が、独禁法の「確約手続き制度」に基づき、公取委に改善計画を提出していたことが14日、関係者への取材で分かった。

 公取委が改善計画を認めた場合、排除措置命令などの措置は取らず、調査を終了する。

 関係者によると、同社は数年前から小売業者に対し、値下げをしないように圧力をかけた疑いが持たれている。

 一蘭は取材に対して「現段階で詳細を答えることはできない。引き続き、公取委の調査には協力していく」としている。