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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の合憲性を認めた1973年の判例を変更する見通しが強まっていることを受け、首都ワシントンなどで14日、中絶の違法化に抗議し女性の選択権を保障するよう訴える大規模なデモが行われた。米メディアによると、全米各地で同時実施。参加者らは「女性が中絶するかどうかを選ぶ権利を擁護すべきだと訴えている」と強調した。
ワシントン中心部のワシントン記念塔前には「私たちの体をどうするかは自分で決める」などと書かれたプラカードを掲げ、女性を中心に数千人が集結。参加者らはその後、約3キロ離れた最高裁前までデモ行進した。